SDGsへの取組み
SDGsとは、国連で採択された持続可能な開発目標のことです。2030年までに到達する17の目標と169のターゲットが示されています。エムジェイテックでは、これに賛同し企業活動全体を通して支援・貢献していきます。特に前文にもある5つのP(「人間(people)」「地球(planet)」「繁栄(prosperity)」「平和(peace)」「パートナーシップ(partnership)」)のうちpeopleに書かれている以下のことは当社理念とも深く合致しており、地域社会の一員として社会的責任を果たしていきます。
我々は、あらゆる形態及び側面において貧困と飢餓に終止符を打ち、
すべての人間が尊厳と平等の下に、そして健康な環境の下に、
その持てる潜在能力を発揮することができることを確保することを決意する。
製品を通しての取り組み
当社製品は、産業用ロボットや半導体製造装置、工作機械向けなどが多くを占めますが、CTスキャナーや透析用装置、手術ロボットにPCR検査装置なども含めた検査装置など医療分野にも多く採用されており、人々の健康維持や促進にも貢献しています。同時にプラントや浄化関連設備などもあり、当社の高精度加工技術を持って作り出された製品群がこれらの産業発展を支え、産業全体の基盤を構成する一つになっています。
生産活動を通しての取り組み
継続的に設備機器を更新しますが、省エネや電気使用量削減に注力し労働環境の改善とともに継続的に取り組んでいます(5年で原油換算での使用量を23%削減)。
またグリーン購入を少しずつ広げるとともに、使用する工業油を減らし廃液も適切に処理することや、生産途中で混入する恐れのある国内および当社製品の最終使用国を含めた諸外国の規制化学物質に対し、把握管理と必要に応じ代替移行をサプライチェーン企業の協力のもと実行しています。
また、企業グループによるサポイン(戦略的基盤技術高度化支援事業)の取り組みや、大学や研究機関とも課題解決のためのイノベーション推進に協力するなどし、金融機関からもSDGs推進につながるように資金調達を行っている。
企業活動を通しての取り組み
当社は高い技術力を必要とするため、人材育成に力を入れており、業務に必要な幅広い知識を得るための外部講習や資格受験について会社負担や報奨金を出すなど支援体制を整えています。女性の産休・育休のみならず男性の育休取得と期間を延ばせるように取り組むことなど、介護なども含め一人一人がより働きやすくなることを目指しており、従業員の区別、国籍、性差を設けず、障害者や高齢者、生活困窮者なども含め多様性を持ちながら、より働きがいのある企業を目指していきます。
ISO9001を基本としたPDCAサイクルを回し仕事品質の向上や、生産設備やシステム導入・開発にも積極的に取り組み、環境改善を進めています。年に数回、高校生・大学生を中心としたインターンシップにも協力し、若年者への社会経験や意識醸成にも積極的に取り組んでおり、レクリエーションでは家族を会社に招いての実行もしてきました。
最終的に仕事を通し、個人個人がそれぞれの夢や目標を実現し、イキイキと働ける企業となることを通してSDGs実現に少しでも貢献していきたいと考えています。
環境方針
株式会社エムジェイテックは、環境保全の重要性を認識し、精密加工部品の製造及びサービスに関連する全てのプロセスを通じ、資源を大切にする持続可能な社会の実現を目指したものづくりに取り組みます。
- 1省資源・省エネルギー活動の取り組み
- 2環境関連法規制の遵守及び環境負荷物質の管理
- 3環境に配慮した企業活動の推進
- 4環境活動の啓蒙推進
2019年1月7日
二酸化炭素排出削減の進捗状況
環境負荷物質の管理から始まり、近年は省資源・省エネルギー活動をはじめ廃棄物削減にも力を入れて取り組んでいます。設備機器の更新を利用しながら、電気使用量を目で見れるようにすることや効果的な空調の使用方法も含め各部署で省エネや環境活動の啓蒙を推進してきました。その結果、2014年と比較した5年で原油換算23%削減し、二酸化炭素排出で約22%削減に成功しました。引き続き社会の一員として環境推進していきます。
※電力およびガソリン、軽油、灯油、水道の使用量から算出。排出係数は一般社団法人カーボンマネジメントイニシアティブ提供値を参考に計算。
男女いきいき元気宣言
大阪府では、「女性の能力活用」や「仕事と家庭の両立支援」など、働く場における男女共同参画に向けた取組を進め、男性も女性もいきいき働くことのできる元気な企業・団体をめざしている企業を認定しています。
当社も2016年12月の認定以来さらに取り組みを進めており、上位版の「男女いきいき元気宣言プラス」の認定を目指してさらに取り組んでいきます。